AndroidとiOS、プライバシーを丸裸に

スマートフォン端末の各社に組み込まれていたスパイ・ウェア Carrier IQ

このCarrier IQというソフトウェアは、スマートフォン端末中で起こるほぼすべての動作を記録し、携帯キャリアや端末メーカーに送信しているもので。記録される情報は膨大であり、押されたキーとその種類、開かれたアプリ、電話やSMSの送受信、位置情報、カメラや音楽プレーヤーの動作状況などの情報が含まれる。また、ブラウザーで検索したURLも記録されているそうだ。

Android端末だけでなく、iOS iPhoneでも動作していたことが解り、インターネットでは話題騒然となっている。また、このソフトウェアは、ユーザーが知らないうちに動作しており、しかも極めて除去が難しく、ユーザーが動作を止めることは実質上できないみたいだ。

ただし、iPhoneの場合はAndroid端末とは事情が多少異なっているようで、ハッカーの解析によると、ソフトウェア自体はiOS 3やiOS4、iOS5にも含まれているものの、iOS 5では、利用状況の診断機能をオフにすることによって無効化できる。iOS 3やiOS4でも、現時点で診断機能が利用されている形跡はないようだとしている。なお、このソフトウェアはiOS内の電話番号、キャリア、国名、通話中の電話、位置情報などにアクセスすることは可能だとしている。

ニュースソース
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20111202_495431.html

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